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SEOとは
SEOとは、「Search Engine Optimization」の頭文字で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。検索エンジンで、より上位表示を目指してウェブサイトの改善を行うことです。
TITLEタグ
検索エンジンがWebページの内容を解析する際、最も重視するのはWebページの表題を示すタイトルタグ
<title>~</title>
内の文字列です。
タイトルタグは、
- googleなどの検索エンジンで、ページタイトルを表す文字列として検索結果に表示されます。
- ブラウザのタブ部分に表示されます。(タブ式ブラウザの場合)
ちなみにこのページでは
<title>不動産ホームページのSEO|不動産hp.com</title>
となっています。
タイトルタグは、SEOの内部最適化(ページの最適化)において最も重要な要素です。
一般的にはタイトルタグ内の文字列に検索キーワードを入れ込む訳ですが、キーワードの数は2つ程度が理想的といわれています。これはユーザーが実際に検索に用いるキーワードは2つ程度の組み合わせによる検索が多いためです。
タイトルタグの注意点
×キーワードを羅列しない
<title>不動産、新築住宅、中古住宅、リフォーム、マンション、売地、賃貸、アパート、東京、品川|○○会社</title>
不動産業は、営業内容や扱う物件・地域等が多岐にわたりますので、どうしてもキーワードが多くなり、このようなタイトルになりがちです。このように単なる名詞の羅列で、titleタグ内にキーワードを詰め込みすぎて文章になっていないと、スパム扱いになるとも言われています。
×キーワードの繰り返しは2回まで
<title>○○や△△の不動産のことなら、○○不動産にお任せください|○○不動産株式会社</title>
社名に地名の固有名詞等(〇〇)を含んでいる場合は特に注意が必要です。上記の例では、「〇〇」「不動産」が3回ずつ使われています。このようなキーワードの繰り返しはスパムになり、上位表示される可能性はありません。
×短くても長くてもだめ
GoogleのTitleタグの文字数制限は通常、全角で30文字になります。
検索結果の表示において、文字数制限を越えた部分のTitleタグの残りは「…」で省略されます。長いすぎるタイトルは効果が薄くあまり意味がありません。
また、短くて情報が少ないと他のサイトとの差別化が困難です。
×不要な単語は入れない
検索キーワードとして無駄な単語はtitleタグに使用しないようにしましょう。
- 「ぜひ当店へ」
- 「信頼と実績」
- 「ようこそ」
これらの文字列が検索に用いられることはありません。
キャッチコピーは人間には効果があるかもしれませんが、SEOとしては無駄です。
×記号は使用しない
titleタグの中に記号(★、○、◆)などを入れてもSEOとしては全く意味がありません。
それどころか他のキーワードに対する重要度を下げることにもなるので使わないほうが良いでしょう。
タイトルタグの記述方法 7つのポイント
- ページ毎に固有のタイトルタグをつける
- 検索上位にヒットさせたいキーワードを入れる
- キーワードを3回重複させるとスパムになる
- 見出しとして自然な30字程度の文章にする
- 重要キーワードはできるだけ先頭に
- ページコンテンツで触れていないキーワードは入れない
- タイトルタグとページコンテンツに一貫性を保つ
METAタグ
METAタグには description と keywords があります。
descriptionはページの説明文を、keywordsはそのページ固有のキーワードを入れる項目です。
METAタグによりSEOできていた時代は既に過去となっており、METAによるSEO効果はほとんど期待できません。GoogleはKeywordsについてはサポートしていないと明言しています。
しかし、Descriptionについては検索結果に表示される可能性が高く、クリック率にも影響を与えますので、SEOというよりも、ユーザーの視点で分かりやすく記述する必要があります。
METAタグの記述方法
<meta name="description" content="ここにページの要約。全角200文字程度が目安">
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2(半角カンマ,で区切ってキーワードを5~10個程度">
METAタグの注意点
- description、keywords はページ固有のものを
descriptionはページ毎に対して記述するものです。 それぞれのページに固有のdescriptionを記述してください。全ページが同じdescriptionというのはありえません。keywordsも同様です。
- description は検索結果に表示する説明文として適切なものを
descriptionに記述した文字列は、Googleでは検索結果の説明文(スニペット)として用いられることがあります。現在では表示される文字数も増えて、PCの場合では200字以上が表示されるようになりました。表示された際に説明文として意味が通るもの、リンクをクリックした先のランディングページに何があるかがわかるような説明にしましょう。 なお、descriptionが説明文として使われるのは、検索キーワードがdescriptionに含まれていた場合です。
descriptionにメインターゲットとするキーワードを含んでおけば、検索結果に表示される説明文をある程度コントロールできます※。
- keywords を詰め込みすぎない
ページに対して固有のキーワードを入れてください。キーワードを記述する時には、半角カンマで区切ります。
※ Google / Yahoo! SEARCH ともに説明文は Keyword in context という方法をとっています。これはページ文中のキーワードを含む前後の文章を抜粋する方法です。つまり、キーワードの配置によっては意味不明な説明文が検索結果に表示されてしまうことがあります。そのためにdescriptionに検索キーワードを含んでおこうということです。
フッターテキスト
トップページには、検索で上位表示を期待するキーワードを含んだ、300字~500字程度の文章を入れましょう。
キーワードは3つ程度にして、単語の割合で7%~3%程度にすると、キーワードが検索エンジンに認識され、SEO効果があるといわれています。(※キーワードを詰め込みすぎると逆効果になります)
記載する場所はフッター(ページ下部)である必要はありませんが、文章量の大小によるページレイアウトへの影響が少ないため、ここではフッター記載としています。
hタグ
hタグは見出しタグとも呼ばれ、そのページに書かれたの文書の内容を的確に伝えるために使用します。
hタグには、h1~h6 まであり、h1
タグは、1ページ内に一度しか使用できません。
hタグは、以前はSEO効果が高いと言われていたタグですが、現在では重視されていません。
しかし、hタグをページコンテンツの一部として考えれば、無駄になることはないでしょう。
hタグの記述方法
ページの見出しとして、タイトルタグと同じキーワードを含み、さらにキーワードを追加するのも良いでしょう。
名詞の羅列とせず、新聞の見出しのように、内容を端的に表現する短文が望ましいと思います。